てなわけで


初新潟、初飛行機。飛行機、初めて乗りました。ちなみに前回の旅は東京行の高速バス。旅は道中も楽しいです。飛行機は飛び始める時に「これから飛ぶぜぇ・・。」とうなる乗り物なのですね。大好きになりました。

で、新潟駅へ着いて。暑い。コート着てきちゃった。まだチェックインの時間前だったので駅近くのシティホテルに荷物とコートをあずけてお昼ごはん。といってもグルメ旅じゃないので、松屋で牛丼を食べました。大阪で食べるより、やっぱりおいしいなぁ。米と味噌汁とちがうなー。ですぐに家族に言っても信じてもらえない。漬物もおいしかったよ。

バスに乗って風の館へ。やっぱり暑い。風の館までの道筋はそんなに距離はないけれど、やっぱりいい感じの建物があって素敵でした。学芸員のきれいなおねえさんがいて、中へ入ってくださいとのことで今回のイベント参加の方々はもう、部屋で待機してました。しまった!と思ったのがここには風の館特製スタンプがある。とりあえず、チラシに押しましたが今度行く時は押したいものを持っていこう。安吾の横顔バージョンと安吾のめがねバージョンがあります。

時間がきて最初のイベント、綱男さん解説による「(安吾の)ゆかりの施設めぐり」。ぞろぞろと30人近くが綱男さんについて歩いていきます。風の館を出てすぐいきなり左の民家と民家の細い普通の道に入っていった・・。人数制限がある理由がここでわかりました。ゆかりの施設というよりも「安吾が子供のころ、走り回ってただろう」の風景。道。なのでとても細かったり、松林を歩いたり。私の鼻先に当たりそうな木が横切っていた路地。「ふるさとは語ることなし」の石碑に立った時に解説で安吾がいた時は日本海が見えたのだけど今は松林で見えなくなっているという話を聞いて、久しぶりに泣きそうになりました。別に海が見えなくて泣きそうになったわけではないですよ。そりゃ海が見えたほうが感動があります。でも、それが今。って思うとともにそれでも波の音が聞こえてくる。

そのあと、風の館にもどって今展示されている「安吾と信長」の解説を学芸員の方がしてくださいました。安吾のかわいいまる文字の原稿や達筆の色紙、人物と年代をノートにまとめたもの。もう一回、ちゃんと読もう。

いったん、バスで駅前にもどってホテルにチェックイン。1時間ほど昼寝しました。
18時に起きて次のイベント。グーグルマップで調べて14分徒歩で行くことができると書いていたのに、道に迷ってしまい、10分遅れてシネマドゥに到着しました。今回のイベント第2部はアニメ「ungo」の脚本家會川昇さんのスペシャルトークと第一話の上映会。正直、テレビアニメはまったく見ないので興味まったくなしでしたけど、會川さんがどういういきさつで安吾原作をとりあげることになったかというのを熱く語っていて、とてもおもしろかったです。その熱さのままアニメの上映会。おもしろかったです。

第3部は千賀ゆう子さん朗読「白痴」。人におすすめの安吾の作品をきかれると「白痴」と答えてたのですが、読んだ人の感想が私とずれていて、私はやっぱり普通に読んでないのかなぁ、特殊なんだろうかと思っていたのですが、千賀さんの朗読を聞いて私の読み方、特殊じゃなったと安心しました。「白痴」を読む場合はヘルメットかぶってバイクに乗る気構えなのです、私の場合。ブルンブルンです。そのままブロローっと走っていきます。言葉をかみしめるんじゃなくて、次から次へくるのをとりあえず感じる。言葉の連なりが頭の中でいつしか風景となってぼわぁと浮かび上がってくる。そこからは搔きむしられ、放り出される感覚。この作品を朗読ってほんとすごいなー。

ってなわけで、濃すぎて未だに消化しきれませんが、また行きたいです。